ODCFについて
ABOUT ODCF
- コーチ養成機関は多数ありますが、ODCFのプログラムの特徴はどのようなものでしょうか?
- ユング心理学をベースに発展してきたプロセスワークという深層心理学を重要なベースとしています。プロセスワークは個人と集団の変容を扱い、個人の中にある葛藤や関係性・組織間の対立から新たに現れ出るものをサポートするパワフルな手法です。15年以上、日本のビジネス組織を対象にプロセスワークの組織開発・コーチングへの応用に取り組んできたバランスト・グロース・コンサルティングの経験と、世界の最先端で実践を重ねるスティーブン・スクートボーダー、ドーン・メンケン、ロー・サンドバーグの最高レベルの英知を融合した学びの場を提供しているのがODCF(組織開発コーチ協会)です。
- ODCFで学ぶと国際コーチ連盟(ICF)の資格を取得できますか?
- はい。取得できます。
プロセスワーク・コーチング講座(GCI)はACC・PCC取得の要件を満たす講座です。GCI103まで受講するとPCC取得のためにICFが認定する125時間以上のコーチ養成プログラム受講という要件が満たされます。それ以外に最低500時間(内、有料450時間)のコーチング実施などが必要です。またGCI101・102受講によりACC取得のためにICFが認定する60時間以上のコーチ養成プログラム受講という要件が満たされます。それ以外に最低100時間(内、有料75時間)のコーチング実施などが必要です。(詳細はこちら)
ジェネレーティブ・チームコーチング講座(GTC)はICF認定チームコーチング上級認定(AATC)です。GTC応用cコースまで受講いただくと、ICF 認定チームコーチング資格(ACTC) を取得するための申請資格要件のうち、「60時間以上のチームコーチング教育の修了」「少なくとも5時間のコーチングスーパーバイズを完了する」を満たすことができます。日本語で受講いただけるAATC プログラムとしては、最短時間での修了が可能です。(24年10月時点)
詳しくはICFウェブページよりご確認ください。https://coachingfederation.org/credentials-and-standards/team-coaching
- 既にICFの資格を持っています。CCE(継続コーチ専門教育)の単位が発行される講座はありますか?
- ODCFの多くの講座はCCE単位を発行できます。それぞれの詳細ページで具体的単位数を確認してください。
- ODP(組織開発プロフェッショナル講座)、GTC(ジェネレーティブ・チームコーチング講座)、GCI(プロセスワーク・コーチング講座)の違いは何ですか?
- ODPは戦略的組織開発とプロセスワークの知恵を使って複雑な組織を専門的な視点から見立て、理解する力を養う講座です。ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)のケースなどを用いて、実際の組織に起きている事象を読み解いたり、参加者自身の事例や、参加者が関与する事例を持ち寄り、実際のケースから見立てを学ぶ実践が特徴です。
GCIはICFの資格認定も受けることができる個人を対象としたコーチングプログラムになります。プロセスワークの専門家たちによって作られているので、プロセスワークを応用したコーチングがしっかりと学べます。
GTCはICF認定のCCEも取得できるチームコーチング講座になります。GCIが個人を対象にするのに対し、GTCは2者関係から複数の集団・組織に対するチームコーチングを学びます。集団に関わるための専門的な知見やスキルをプロセスワークの理論から学び、チームコーチングの実践に落とし込んでいるのが特徴です。体験学習の要素も盛り込まれており、チームで学ぶ醍醐味もこのコースの特徴になっています。
- コース受講後どのようなサポートがありますか?
- ODCFでは受講生の皆様への継続学習の機会、コミュニティイベントをご用意しています。ご興味ある方は、説明会や各コース受講時にご質問くださいませ。
ODP講座について
ABOUT ODP
- 組織開発プロフェッショナル講座(ODP)とはどのような講座ですか?
- プロセスワークと経営・組織論を融合した実践的な組織開発アプローチを学ぶプログラムです。組織の外面(戦略・構造)と内面(文化・リーダーシップ)を統合的視点から見ることで、組織変革のレバレッジポイントを見極め、適切な介入計画を立てる力を習得します。
- 他の組織開発手法と比べて、どのような違いや特徴がありますか?
- 組織開発には様々なアプローチがありますが、本講座の特徴は戦略的組織開発という視点と、個人・集団の深層心理を扱うプロセスワークを応用している点に特徴があります。
「組織開発」を打ち手として導入するのではなく、今ここで組織に起きている問題を組織開発のプロフェッショナルとして見立てる力を養います。ケースメソッドを使うことで、組織現場に日々起きている事象から見立てたり、プロセスワークの専門的な視点を持つことで組織が有機的に変化・発展する大局的な視点も養うことができます。
- 講座は対面ですか、オンラインですか?
- 全9回(各2.5時間)すべてオンライン開催です。
- オンラインの場合、どのような環境が必要ですか?
- オンラインはZoomを使用して行います。ご自身及び他の受講生の方々の学びを最大にするため、個室、安定的な通信環境、Zoomのアプリを最新バージョンに更新することなどをご準備ください。
- 各コースの受講人数は何人ですか?
- 定員は最大20名です。開催2週間前の時点で、お申込みが8名に満たない場合は開催を中止する場合がございます。
- どのような人が受講されていますか?
- 受講生は幅広い層から集まっており、職業・年齢は多様です。企業内で組織開発に関わる人事・経営企画、マネジメントに携わる経営者・管理職、外部支援者であるコンサルタント・コーチ・ファシリテーターの皆さまを中心にご受講いただいてます。
- 参加資格はありますか?
- 特に設けておりませんが、社内外いずれかの立場で組織・チームに関わっている方を主な対象としています。ビジネス領域に限らず、ソーシャルセクター、教育・学校関係の皆さまからもご参加もいただいています。
- プロセスワークを知らなくても参加できますか?
- はい、ご参加いただけます。講座内でプロセスワークの基礎理論についても学んでいきますのでご安心ください。
- どうしても参加できない日程がある場合でも参加は可能ですか?
- 全日の受講をお願いしております。欠席中の学びについてはご本人の責任においてフォローして頂くようお願い致します。
※最大限のサポートをしたいと考えております。必要に応じてご相談ください。
- 受講前に準備することはありますか?
- 特にありません。コース開催1週間程度前にテキストをお送りいたします。余裕があれば、目を通していただくことは可能です。
- コース中にどのような宿題が出ますか?
- ハーバードビジネススクール(HBS)ケース2本と、ご自身の関わる組織(自組織 or クライアント組織)の見立てに取り組んでいただきます。
GTC講座について
ABOUT GTC
- ジェネレーティブ・チームコーチング(GTC)とはどのようなチームコーチングですか?
- プロセスワークを源流に持つチームコーチングを体得するプログラムです。関係性や集団の深層心理・ダイナミクスを扱い、立場・役割・意見・価値観の対立・葛藤を超えてチーム・組織の変容を生み出していきます。
- システムコーチングや他の組織開発手法と比べて、どのような違いや特徴がありますか?
- 私たちはプロセスワークの理論を元に、言語化されづらい「個人」「二者関係」「集団」の変容プロセスやダイナミクスを言語化した上で、介入できるようトレーニングを行います。
また「フィールド」や「システム」と呼んでいる、集団や社会の文化や制度などの影響について捉えた上で、チームに関わる視点も体得していきます。
実際のトレーニングは、参加者からのリアルケースをベースに、開発者が実践の現場で得た知見をもとに作成された日本オリジナルのケースも交え、体験学習手法を取り入れて学んでいきます。様々なビジネスシーンはもちろんのこと、実社会で活用できる学びも特徴の一つです。
- ジェネレーティブ・チームコーチングは、何人ぐらいの、どのようなチームに効果がありますか?
- 2人以上の共通の目的を持ったチームに効果があります。チームコーチとしての直接介入においては、5~15人までが効果を感じやすいと考えます。同時にGTCの枠組みは15人以上参加者いる研修や組織開発プロジェクトへ活用されています。
- ビジネスシーン以外では、どんな領域での仕事に役立ちますか?
- 修了生の中には、地域や社会課題を扱う領域で活用されている方やカップルや家族、パートナーシップといった分野で活用されている方もいらっしゃいます。またクラスという集団を扱う教育現場でも応用可能です。
- 講座は対面ですか、オンラインですか?
- 講座は、事前事後クラスはオンラインで実施、インテンシブと呼ばれる集中クラスは対面で実施しています。講座はオンラインでの学習と対面での学習をハイブリッドにデザインされています。
- オンラインの場合、どのような環境が必要ですか?
- オンラインはZoomを使用して行います。ご自身及び他の受講生の方々の学びを最大にするため、個室、安定的な通信環境、Zoomのアプリを最新バージョンに更新することなどをご準備ください。
- 各コースの受講人数は何人ですか?
- 基礎コースが最大30名、応用a,b,cは最大24名です。開催2週間前の時点で、お申込みが12名に満たない場合は開催を中止する場合がございます。
- どのような人が受講されていますか?
- 組織開発コンサルタント、ファシリテーター、パーソナルコーチ、カウンセラーなど個人、組織問わず、対人支援職の方、企業内人事、組織開発担当の方のご受講もございます。またマネジメントに関わる管理職・プロジェクトマネージャーの方の学びの場としてもご活用いただいています。
- 参加資格はありますか?
- 特に設けておりませんが、社内外いずれかの立場で組織・チーム・二者関係に関わっている方を主な対象としています。ビジネス領域に限らず、ソーシャルセクター、カップル・ファミリー、教育・学校などの領域で活動する皆さまからもご参加もいただいています。
- コーチングを知らなくても参加できますか?
- はい、ご参加いただけます。ただし、基礎的なコーチングスキル(傾聴、質問など)のトレーニングは本講座では扱いません。
- プロセスワークを知らなくても参加できますか?
- はい、ご参加いただけます。講座内でプロセスワークの基礎理論についても学んでいきますのでご安心ください。
- GTCは、ICF認定チームコーチング上級認定(AATC)の教育プログラムですか?
- はい、そうです。
GTC応用cコースまで受講いただくと、ICF 認定チームコーチング資格(ACTC) を取得するための申請資格要件のうち、「60時間以上のチームコーチング教育の修了」「少なくとも5時間のコーチングスーパーバイズを完了する」を満たすことができます。日本語で受講いただけるAATC プログラムとしては、最短時間での修了が可能です。(24年10月時点)
詳しくはICFウェブページよりご確認ください。https://coachingfederation.org/credentials-and-standards/team-coaching
- ICF認定継続コーチ専門教育(CCE)は発行されますか?
- はい、発行されます。
以下が内訳です。
基礎コース:20単位(内RD3単位)
応用aコース:20単位(内RD3単位)
応用bコース:20単位(内RD5単位)
応用cコース:28単位(内RD6.5単位)
- 受講順序が決まっているのはなぜですか?
- GTCは基礎コースから順に学習することで一つの学びになるよう設計されています。そのため、これまでのご経験に関わらず基礎コース順番に学んでいただきます。
- チームコーチング学習者です。応用コースからの参加は可能ですか?
- いいえ。基礎コースからの受講いただき、応用a,b,cの順番でご受講いただきます。
- 応用コースを一部だけ受けて、残りは来年以降に受講できますか?
- はい、可能です。ただし、コース単位でのご受講になります。
- どうしても参加できない日程がある場合でも参加は可能ですか?
- 全日の受講をお願いしております。基礎コース、及び応用コースの中で緊急の遅刻や早退、途中退室により1コース合計1時間以上、欠席された場合は残念ながらそのコースは未修了となります。
尚、欠席中の学びについてはご本人の責任においてフォローしていただくようお願い致します。※最大限のサポートをしたいと考えております。必要に応じてご相談ください。
次のコースに進まれるためには、全日受講していただくことになります。
これは、国際コーチ連盟(ICF)認定のプログラムを想定しており追加受講される際には、あらためて正規価格の50%の受講料を申し受けますので予めご了承ください。※認定を受けられるよう現在準備中です。
- 受講前に準備することはありますか?
- 特にありません
- コース中にどのような宿題が出ますか?
- コース期間中に最低1回、ラーニングチームと呼ばれる受講生同士での対話の機会を設けます。
またコース期間中に最低1回、チームコーチングの実施が必要です。
GCI講座について
ABOUT GCI
- プロセスワーク・コーチング(GCI)とはどのようなコーチングですか?
- 豪州コーチング機関Global Coaching Instituteと提携し開催するプロセスワークを応用したコーチングプログラムです。社会・組織の複雑性の中でリーダーの本質的な変容を支援する世界最先端のコーチングメソッドを学びます。
- 他のコーチングと比べて、どのような違いや特徴がありますか?
- プロセスワークという深層心理学の理論と実践が土台にあることが特徴となります。EMERGEモデルというモデルは、コーチングの基本に忠実に従いつつ、プロセスワークの要素を盛り込んでいるため、より深いクライアントの内省を導けるようになります。また、理論に照らし合わせて何がうまくいっている要因なのか、どこでつまづいたのかなど、言語化して共有することが可能になり、参加者全員での実践的な学習が進むことも特徴です。そのため、他のコーチングスクール修了生も継続学習の一環として受講されることも多くあります。
- GCI101,102,103が年に1回しか開催されないのはなぜですか?
- GCI創設者ロー・サンドバーグ氏をチーフ・トレーナーとする体制で実施しているためです。将来は他の海外由来のコーチングスクールのように、完全にローカライズを行う時期が来るかもしれませんが、当面はプロセスワーク・コーチングのカリスマであるローから直接学べることをGCIの大きなメリットとしています。受講のチャンスを逃したくない方は、メールマガジンに登録し、開催日が発表された時点で申し込まれることをお勧めします。
- GCIは英語で実施されるとのこと。英語は全く話せないのですがどうすれば良いでしょうか?
- 全く問題ありません。全てのセッションに通訳2名がつきます。英語→日本語、日本語→英語の役割を担います。また、メイン講師ロー・サンドバーグによるチュートリアルのビデオ(約15分×12本程度)も受講生から大変好評ですが、これらにも全て日本語字幕が付いています。もともとは英語であったテキストやケースなどの教材も全て日本語に翻訳されています。
- 講座は対面ですか、オンラインですか?
- 各コースで開催されるインテンシブクラス(集中WS)はオンライン・対面のいずれかで実施します。各コースの詳細案内をご確認ください。
- オンラインの場合、どのような環境が必要ですか?
- オンラインはZoomを使用して行います。ご自身及び他の受講生の方々の学びを最大にするため、個室、安定的な通信環境、Zoomのアプリを最新バージョンに更新することなどをご準備ください。
- 各コースの受講人数は何人ですか?
- 各コースの定員は最大30名です。
開催2週間前の時点でお申込みが12名に満たない場合は開催を中止する場合がございます。
- どのような人が受講されていますか?
- 既にコーチ・コンサルタント・ファシリテーター・カウンセラーとして活動されている方はもちろん、企業内人事や組織マネジメントに関わるビジネスパーソンのご受講もございます。ビジネス領域に限らず、ソーシャルセクター、教育・学校などの領域で活動する皆さまの学びの場としてもご活用いただいています。
- 参加資格はありますか?
- 特に設けておりません。社内外いずれかの立場で、対人支援に関わる方を主な対象としています。また、コーチング初学者でも学びを深められるようデザインされていますのでご安心ください。
- コーチングを知らなくても参加できますか?
- はい、ご参加いただけます。
- プロセスワークを知らなくても参加できますか?
- はい、ご参加いただけます。講座内でプロセスワークの基礎理論についても学んでいきますのでご安心ください。
- どのような資格を取得できますか?
- 実践コース(103)を修了した方にはGCI認定資格であるGCI認定コーチの資格が付与されます。
- 国際コーチ連盟(ICF)の資格を取得できますか?
- はい。取得できます。GCIはACC・PCC取得の要件を満たす講座です。
GCI103まで受講するとPCC取得のためにICFが認定する125時間以上のコーチ養成プログラム受講という要件が満たされます。それ以外に最低500時間(内、有料450時間)のコーチング実施などが必要です。
またGCI101・102受講によりACC取得のためにICFが認定する60時間以上のコーチ養成プログラム受講という要件が満たされます。それ以外に最低100時間(内、有料75時間)のコーチング実施などが必要です。(詳細はこちら)
- 受講順序が決まっているのはなぜですか?
- GCIは基礎コースから順に学習することで一つの学びになるよう設計されています。そのため、これまでのご経験に関わらず基礎コース順番に学んでいただきます。
- コーチング学習者です。応用コース(102) or 実践コース(103)からの参加は可能ですか?
- いいえ。基礎コース(101)から受講いただき、応用(102)、実践(103)の順番でご受講いただきます。
- どうしても参加できない日程がある場合でも参加は可能ですか?
- 全日の受講をお願いしております。欠席中の学びについてはご本人の責任においてフォローして頂くようお願い致します。
※最大限のサポートをしたいと考えております。必要に応じてご相談ください。
- 受講前に準備することはありますか?
- 特にありません。
- コース中にどのような宿題が出ますか?
- 各コースに対応したテキストが配布されますので、対象箇所を読んでいただくことになります。GCI102では最終課題としてご自身のプロセスを見立てる、というものがあります。GCI103は毎週のトレーニングの合間にA4一枚程度のケースを読んだり、副読本の対象箇所の読み込みが宿題としてあります。GCI103の最終課題は、クライアントとのコーチング実践を録画いただき、コーチングプロセスを見立て、ご自身の介入について振り返る課題があります。